小学校受験において必要なことといえばコミュニケーション力やある程度の知識があるのですが、その他にも暗記力が必要となることがあります。これは筆記試験において言えることでもありますが、小学校受験の試験科目の中には絵を記憶させて、新しい絵を出して違う部分などを問うというものもあります。そのため暗記力同時に観察力を鍛えてあげる必要も出てくるでしょう。特に絵の記憶であれば全体を把握する力が必要となってきますので、事前に対策をしておかれるといいでしょう。子供が楽しめるように、クイズ形式で出してみたりすることも必要ですし、楽しく学習させることが受験成功の鍵となりますので工夫を凝らしながら対策を考えていかれるといいでしょう。また、知り合いに小学校受験を経験されたことがあるという方がいらっしゃるのであれば、体験談などを聞いてみるのもいいでしょう。

小学校受験の準備について

小学校受験において、多くの家庭が私立小学校入試までの1年間をかけて準備していると言います。勉強に関してはそれが目安ですが、小学校受験では家庭内での日頃からの躾に関しても非常に重要視されます。幼少時代の家庭環境や躾は、その後の人生に大きく関わるものであり、また、一度形成された人格はそう簡単には変えられるものではありません。その為、躾に関しては、より幼いころから日常的にきちんとしておくことが重要です。また、近年、子どもが自然と触れ合う機会が極端に減少しています。例えば、土のグラウンドで走ったことがない、虫を触る事が出来ない、等が挙げられます。その為、入試の面接では、お子様に自然や生活体験の有無を質問する場合が増えています。その対策も兼ねて、普段から家の中でばかり遊ぶのではなく、友達と外遊びをしたり、親子で野外にハイキングやキャンプに出かけたり、動物園に行ったりと、楽しみを見出しつつ受験に備える、という方法が望ましいと言えます。様々な質問を想定して受験に備えるようにしていきましょう。

私立の小学校受験をさせるメリットとデメリット

私立の小学校受験をさせるメリットとデメリットについて考えていきます。現在は子供の数が減少していて少子化になっていますので、かつてのように子供が多かった時代と比較しますと、私立の小学校の受験というのは熾烈な競争にそこまでなっていないのが現状です。ですから、私立の小学校受験はかなり現在は狙い目であると言えます。私立の小学校に入学すれば、小学校から始まり中学校、高校、大学とエスカレーター式に進むことができます。そうした一貫教育を行えることが、私立の小学校を受験させるメリットです。では、逆にデメリットは何かを考えていきます。デメリットは、我が子や両親にとっては相当のストレスがかかることです。公立の小学校ならば受験せずに済みますが、私立の小学校に入学するには厳しい受験戦争を勝たねばいけないので、入学試験に合格するまでは常にストレスがかかります。